◆目の色のお話 2◆

視能訓練士の福森です(・∀・)
今回は、前回の色覚異常のお話の続きで
区別のつきにくい色や色覚異常との付き合い方をお話します。

前の記事でも述べたように、色覚異常とは色がまったく
見えないわけではありません。
赤を敏感に感じる細胞がなかったり、あるけれど異常があるような場合は、
正常の方が「赤」と見えている色が少し灰色っぽく見えたりします。
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間違えやすい色の組み合わせとして
赤と緑/オレンジと黄緑/緑と茶/青と紫/ピンクと白・灰色/緑と灰色・黒/赤と黒/ピンクと青などがあります。
※ただし、全ての色覚異常の方がこれらの色を間違えるわけではなく、
また同じ人が毎回同じ色を間違えるというわけでもありません。

赤と緑が間違えやすい人は、どのように信号が分かるのでしょう。
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色覚に異常のある方は、点灯している位置や周りの状況、今までの経験などから
色覚正常者よりはるかに注意深く判断をしています。
しかし周りの照明が暗かったり、輪郭がぼけていたり、短時間で色を
判断しなければいけなかったり、また疲れていたりすると、
色を見間違うことが多いようです。

日常生活では、他に
・トマトの熟れ具合が分からず、堅い緑色のものを買ってしまう
・充電完了のランプが切れたかどうかが分かりにくい
・カレンダーの祝日が見分けられない
・紅葉が楽しめない
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・電車の路線図を読み取るのに苦労する
・黒板に強調する為に赤いチョークで書かれた文字が分からない
(これは正常者でも結構見にくかったりしますよね?)
・靴下を左右違う色で履いてしまう
など、ふとした場面で色を見間違えてしまうことがあります。

先天性である場合、色覚異常は正常にはなりません。
だからといって自暴自棄になるのではなく、自分で色覚異常ということを認知し、
自分がどの色を見間違えやすいのか、どのようなことに注意したら良いのかを
早めに理解、対策を打っていくことが必要です。

鉄道の運転士になりたくてたくさん勉強してきたのに、色覚異常が発見されて
試験を受けられないとなると、とても悲しいですよね…。
小さい頃から自分の苦手な色を自分で知っておくことは、
将来の職業選択をする際にも、自分に合った仕事を選ぶことが
出来るのではないでしょうか?(´∀`)

周りの理解、手助けも必要不可欠です。
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黒板に赤いチョークで文字を書くことはなるべくしない、とか、
子供が周りとは違う色で絵を描いてきても叱らない、とか
多少の気遣いで色覚に異常があっても充実した生活を送ることが
可能になるのです。

色覚は、人生を左右する多くの条件の中の1つにすぎません。
つまり、色覚異常があるからと言って、これからの自分の人生が
決定付けられるわけではありません!
自分を構成する1つの要素として色覚異常を受け入れ、
より楽しい毎日を過ごしていけるようにしていきましょう(´ω`)

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