★飲酒が招く病についてのお話…パート②★

こんにちは、看護師の松原です。

飲酒が招く病は、前回お話した
急性アルコール中毒や、アルコール依存症だけではありません。
今回は、飲酒がもたらすその他の代表的な病気についてお話していきます。

●痛風予備軍はビールに注意!
飲酒との関係が指摘されている生活習慣病に痛風があります。
主な症状は、激烈な痛みを伴う関節炎です。
局所の温度が低下しやすい足の親指が好発部位です。
つうふう

血液検査で尿酸値が高いと痛風発作が起こりやすくなりますが、
血中濃度に男女差があり、圧倒的に男性に多い病気です。
尿酸の元となるのは「プリン体」という物質です。
アルコールを飲むことで、利尿効果があっても、尿からの尿酸の排泄が
抑制されてしまいます。これによって、体内で尿酸が高くなってしまいます。

プリン体が多く含まれている飲料としてはビールで、
尿酸値が高く、ビール好きのいわゆるビール党の人は、
痛風発作を誘発しやすいです。
びーる
蒸留酒のウィスキー、焼酎は痛風の直接の原因にはなりません。
ワインを飲む人は、逆に痛風発作が少ないと報告されています。
健康診断で尿酸値が高いと指摘された、
特に男性の方は、ビールの多飲は控えましょう。

●飲酒による脂肪肝は回避不能?
飲酒で避けて通れないのが脂肪肝です。
アルコールは酢酸に分解された後、
最終的には二酸化炭素と水になります。

この過程で、体内で発生する水素が余ってしまうのですが、
水素は脂肪の合成に関係しています。
習慣的な飲酒をする人は、脂肪肝を避ける事はなかなかできません。
脂肪肝は自覚症状はありませんが、肝臓での脂肪の蓄積は進行していきます。
かんぞ

習慣飲酒の場合、まず、肝炎ウィルス検査を受けましょう。
B型肝炎、C型肝炎ウィルスに感染していなければ、
脂肪肝になってしまったとしても、重い肝障害が起きることは稀です。
ただし、少なくとも年一回は肝機能検査を受けることをお薦めします。

特に血液検査でγーGTPが増加してきた場合は要注意です。
この場合は肝臓が悲鳴をあげている状態なので、
断酒とはいいませんが、減酒が必要となります。

●習慣飲酒するとビタミンB1不足に!
習慣飲酒している人で、不足がちとなるビタミンがあります。
肝臓でアルコールを分解する場合、
飲酒量が多いとアルコール分解酵素だけでは追いつかず、
本来は薬剤などを分解する別の酵素を使って分解することになります。
この酵素を使うときに、体内のビタミンB1が消費されます。

そのために習慣飲酒をしている人は、潜在的にビタミンB1不足気味です。
ビタミンB1が不足すると、脚気、疲れやいらいらの症状が出ます。
ビタミンB1が多い食品はなんといっても豚肉です。
習慣飲酒をしている方は、1日1品は豚肉を使った献立を取りましょう。
にく

飲酒によるメリット・デメリットを考えながら
これからもお酒を楽しんでいきたいですね♪

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