緑内障検査

緑内障

【 症状 】

緑内障は、眼球の後ろの視神経が、眼圧により圧迫され、視野が狭くなる病気です。緑内障は特に痛みを感じるわけでもなく、ゆっくり進行します。視野が少しずつ欠けていくわけですが、明るさに対する感度が落ちていくので、なかなか自覚症状として感じることはできません。ある程度症状が進んでも、もう片方の目によって補われるため気付かないようです。気付いたときには末期症状というケースも多く見られ、場合によっては失明に至るケースもあります。

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【 原因 】

緑内障の原因は眼圧上昇にあります。眼圧上昇の要因として…

  • 栄養を運ぶ房水の出口「隅角」が狭くなる
  • 房水の流れる経路「線維柱帯」が詰まる

…などがあります。生まれつきによる場合もありますが、生活習慣病の一つであるとも言われています。外的圧力や食生活との因果関係が指摘されています。

【 治療方法 】

緑内障の治療は…

  • 点眼薬
  • 内服薬
  • 点滴薬    …があります。

【 予防 】

血流を改善するために、規則正しい生活習慣や食生活が重要とされています。

  • 十分な睡眠
  • 適度な運動
  • ストレスを溜めない
  • 喫煙は控える
  • 脂分は控える
  • 緑黄色野菜を摂る

緑内障は自覚症状がないため、気付いたときには手遅れとなるケースも多い病気です。中高年の方は特に定期的な眼科検診をお勧めします。