やまめの学校 まとめ2

今回は骨盤を倒して乗るメリットのついて

ロングライドの後半、疲れてくると骨盤が倒れてきてしまうことがあります。
そうなると、骨盤をおこすポジションでセッティングしたバイクは前荷重が強くなります。
そして前輪を押し付ける形となり、抵抗となってしまいます。

 

長時間持続して骨盤を起こして乗るには、それを支える筋力が必要となります。
その筋力をつけるために、定期的にトレーニング(週5日とか)をできるライダーであれば
この乗り方は力が入るので、一瞬の加速にすぐれるのでいいと思います。

対して、やまめのポジションは、骨盤を立てれない人が消極的に選ぶものでしょうか。
そんなことはありません。積極的に骨盤を倒す理由があります。

.呼吸
骨盤を立てると、お腹が凹みます。お腹を凹ませて深呼吸はできません。
骨盤を倒すと、お腹が出ます。これなら深呼吸ができます。
呼吸が楽になるのです。ヨガでいう腹式呼吸ができます。

.脚の動き

図の左のようにお腹を凹ませて、脚を上げようとしてもあまりあがりません。
しかし、右のように骨盤を倒して、お腹をだした状態であれば楽に脚があがります。
つまり、骨盤を倒したほうがダイナミックな脚の動きが可能となります。
結果、やまめ乗りでは長いクランクを使うことができます。
長いクランクを使えば短いクランクより、強い力を出すことが可能です。
自分はロードで175mm、MTBで180mmが使えます。

.サドル
骨盤を倒すと、サドルとの接触はU字の面になります。
起こすと接触は坐骨を中心にした点になります。
面で座ったほうが荷重が集中しません。
ただし、坐骨で座ることを前提としたサドルは合いません。
またやまめでは座る場所を変えるので
一点でしか座れないサドルは不向きです。
自分はアリオネを使っています。

*補足です(21.6.10)
坐骨がサドルと接する点に対し真上から荷重すると
一点に荷重がかかります。
骨盤を倒すと、坐骨との接点+大腿後面に荷重が分散するという意味です。
坐骨を離して、大腿後面だけで乗るわけではありません。

.頭の位置
やまめの方が頭の位置が高くなるので
周囲の確認がし易くなります。
下りでは頭が高いほうが安心感があります。

次回は筋肉の使い方についてまとめてみます。

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やまめの学校 まとめ2 への4件のコメント

  1. カツヒコ

    ふむふむ。
    そうだったね。
    復習の良い教材です。
    今週末のレースの為に頭に叩き込みます。 笑

    でも、やっぱ受講しなきゃ、本当の意味で理解できないよね?
    皆さん、お奨めですよ~

    返信

  2. admin

    >カツヒコさん

    今週レースがんばってください。
    上りでは上を見てくださいね。

    返信

  3. スーパーhiroちゃん

    ほう~ ほんとだ 全部理にかなってますよね
    やっぱり奥が深そうですね
    実は僕も先日 知多半島一周をする際に この前荷重 後ろ荷重を意識して乗ってみました するとちょうど前後のバランスが取れたところがあって そこに乗るとペダルが軽く感じました 僕はやまめポジションの基本も分かってませんが でも前後の荷重バランスだけは分かりました それ以降面白くて 上ハン握ってケツを前のほうに座ったり 下ハン握ってケツを後ろに座ったり いろいろやってたら使う筋肉が違うようで疲れが出ませんでした 結局約100kmちょっとのライドだったんですが 翌日仲間は疲れが残ってて 僕だけが全然平気でした  きっとやまめポジションに通ずるものがあったんでしょうかね^^

    返信

  4. admin

    >ヒロちゃん

    そうそう重心がはまれば
    いろんな乗り方ができるんですよ。
    体起こしてママチャリ乗りだけが
    やまめポジションではありません。
    いろんな筋肉は使えるって大事ですよね。

    返信

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