黄斑変性のお話♪

おはようございます、視能訓練士の福森です(^◆^)
最近はやっと涼しくなってきて、仕事もしやすい環境になってきましたよ☆
今回は黄斑変性のお話をしていきます!

眼をカメラで例えると、フィルム部分は網膜という薄い膜を指します。
その中心部分を黄斑(おうはん)と言います。
黄斑は視力・視野の中心になるとーっても重要な部分です。
ここが障害されると著しい視力低下や中心部の見え方に
異常を感じるようになります。
いくら眼鏡やコンタクトで矯正しても、正常の視力は出ないようになってしまいます。

黄斑変性は、黄斑部の網膜の細胞が老化し、痛んでしまう病気です。
原因として加齢・高度近視・遺伝などいろいろありますが、
最も多いのは加齢です。
女性より男性にとっても多く(約3倍!)、高血圧や循環器の病気を持つ人も
危険と言われています。
片方の目からもう一方の目へ発症することも多く、また再発も多い病気です。
初期症状として「変視症」と言って、柱や電柱・障子のさんなど、
まっすぐなものや格子状のものを見ると歪んで見えることがあります。
また中心の視野が欠けてしまうこともあるので、見たいところが見えない・
字が読めない・人の顔が分からない、などの症状も出てきます。

しかし!!!!
人間の目は2つあります。
これはとても賢い機能を持っている為、両目で物を見たとき、良い方の目が
カバーしてしまう為に異常に気付かないこともあるんです!!!
(さすがに中心の視野が欠けると気付くと思いますが…)
時々、片方の目を隠して物を見る習慣をつけると良いと思います(´∀`)

ここまで読むと、見たいものが見えない=失明!?と思うかもしれませんが、
そうではありません。
黄斑変性は中心部分のみの病気です。
多くの周辺の視野や視力は残るので、この部分で物を見ることが可能です!
視力は0.1前後と不自由はしますが、日常生活・歩行などは
可能ですのでご安心ください(´◆`)

検査は、視力検査・眼底検査・OCT検査(網膜を横から見れる画像検査)・
造影検査(薬を注射し、血液の流れを見る検査)などを行います。
当院では視力検査・眼底検査・他にアムスラーチャートという
簡便な視野検査をしています。

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(印刷用)  http://www.novartis.co.jp/campaign/keihatsu/amdchart.pdf

1.目から約30センチ離し、中央の白い点を見つめます。
  このとき、近く用の眼鏡をお持ちの方は必ずはめてから見てくださいね。
2.片方ずつ目をつぶってチェックしてください。
 縦横の線がゆがんで見えるところはありませんか?
 見えないマス目はありませんか?
 
このチェックを行い、異常を感じたらすぐに眼科を受診してみてください☆

治療方法はタイプと活動性によって異なりますが、
最も行われているのは光線力学療法(PDT)です。
悪い血管にだけ効く薬を投与し、その薬が溜まった頃に
レーザーを当て化学反応を起こさせ
悪い血管の進行を止めるという方法です。
制限や副作用もありますので、詳しくはお医者様にお聞きくださいね(’ω’)

予防ですが、確立されたものはありませんが
1.禁煙(15年以上続けないと防止にはならないみたいです…)
2.紫外線防止(太陽光が一番危険ですので、つばのある帽子や青色光をカット
    するサングラスを着用するのが良いですね)
3.バランスの良い食事(牡蠣や緑黄色野菜、ホウレン草や青魚がオススメです)
4.抗酸化ビタミンなどのサプリメントの服用
は有用だと考えられています。
普段の生活で実行できそうなことばかりですので
ぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか(´∀`)

どの病気でも言えますが、黄斑変性から視力を守るカギもやはり早期発見です。
早ければ早いほど効果的な治療が行え
視力の維持・改善の可能性が高くなります!
健康な目を維持するために、定期健診を受けるなど
皆さんも普段から自分の目の健康を考えてみましょう(’∀’)

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