緑内障についてのお話

こんにちは!看護師の松原です。
今日は緑内障についてお話したいと思います。

皆さんは緑内障がどのような病気かご存知でしょうか?
緑内障とは、何らかの原因で視神経が障害され
視野(見える範囲)が狭くなる病気で、
眼圧の上昇がその病因の一つと言われています。
緑内障にはいくつかの種類があり、眼圧が高くなる原因によって
主に下記のように分けられます。
・原発開放隅角緑内障…房水の出口である線維柱帯が
徐々に目詰まりし眼圧が上昇する

・正常眼圧緑内障…眼圧が正常にも関わらず緑内障の症状が現れる
日本では緑内障の約6割が正常眼圧緑内障と言われている
・原発閉塞隅角緑内障…隅角が狭くなり、ふさがって房水の流れが妨げられ
(線維柱帯がふさがれて)、眼圧が上昇する
慢性型と急性型がある

・先天緑内障…生まれつき隅角が未発達であることからおこる緑内障
・続発緑内障…外傷、角膜の病気など、他の目の疾患による眼圧上昇や、
ステロイドなど薬剤による眼圧上昇によっておこる緑内障

一般的に緑内障では、自覚症状はほとんどなく、知らないうちに病気が
進行していることが多くあります。視神経の障害はゆっくりとおこり、
視野(見える範囲)も少しずつ狭くなっていくため、
急性緑内障発作の場合を除いて、目に異常を感じることはありません。
最も重要なことは、早期発見・早期治療です。
一度障害された視神経を元に戻す方法はなく、
進行をくい止めることが目標となります。

緑内障は、下記のような検査によって診断されます。
・眼圧検査…直接、目の表面に測定器具をあてて測定する方法と、
目の表面に空気をあてて測定する方法がある。
緑内障発見のための重要な検査。
・眼底検査…視神経の状態をみるために、視神経乳頭部を観察する。
視神経が障害されている場合、陥凹(へこみ)の形が
正常に比べて変形し大きくなる。緑内障発見の必須の検査。
・視野検査…視野の欠損(見えない範囲)の存在の有無や大きさから
緑内障の進行具合を判定する。
片目約5分、両目で10分程の検査。

当院でも上記の緑内障検診を実施しております。
料金は、初診の方で3割負担だと3000円程です。
(保険の割合や検査の種類によって料金が変わる場合もあります)

緑内障は失明原因の上位に位置します。
日本では、40歳以上の人口のうち緑内障患者は
20人に一人と推定されています。そのうちの80%の人達は
自分自身では緑内障に気付いていない潜在患者であると言われています。
自分自身で目を守るという自覚を持ち、
少なくとも年に一回は定期検診を受けましょう。

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