やまめのまとめ 8

力をいれないのに、重いギアが踏めるやまめ乗りですが
今回は反射という点から考えてみます。

伸張反射が関係しているのではと考えています。
伸張反射とは聞き慣れない言葉ですが、普段体感はしています。
野球やゴルフでトップの位置から、さらにひいてスウィングを始めます。
トップの位置からスウィングを開始するより、こちらの方がスウィングが速いからです。

このように、急速に筋肉が引き延ばされると収縮するのが伸張反射と呼ばれる反射です。
これがないと筋肉が断裂してしまいます。
また伸張反射では、自分の意思で力を入れた場合より速く大きな力の筋収縮が起こります。

これを利用したのがやまめ乗りなのではないかと考えています。
骨盤を倒すことにより、お尻周りの筋肉を伸ばして伸張反射を起こしやすくしています。
踏み込むや回すのような意識をすると、かえって筋肉の動きを妨げてしまいますので
やまめでは力を抜いてと教えています。
ゴルフも力むより、しなやかな方がスイングが速く、よく飛ぶんですよね。

では、どうすればより反射をうまく利用できるか。
ペダルを踏む、回すではなくもも上げをするようにします。
すると、伸張反射で自然にペダルを踏むことができます。

また、力が入ってしまう場合はケイデンスをあげると
力をいれるイメージが運動に追いつかないので
反射を利用しやすくなります。
運動効率でいけばケイデンスは70から80がいいのですが
自転車雑誌では90が勧められているのはこれが理由ではと考えています。

さて、今週は久々にやまめの学校です。
いろんな疑問をマサル先生に聞いてきたいと思います。

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やまめのまとめ 8 への6件のコメント

  1. ばけらった

    やまめ・・確実に逃げました。

    今度とことん教えてください(泣

    返信

  2. MAMU

    >ももを上げるようにする
    少しイメージが違うような気がします。

    脚を下に落とすイメージだけでいいのでは?
    ももを上げる=引き脚 になるような・・・
    片側の脚を下に落とせば、反対側のももは自然に
    上がってくると思います。

    どうも抽象的な表現しかできませんが、
    マサル先生を質問攻めにしてきて下さい。

    返信

  3. jin

    >ばけさん

    僕も少しずつしか捕まえられませんよ。
    今度は一緒に行きましょう。

    返信

  4. jin

    >MAMUさん

    壁に背中つけてお辞儀すると
    前に倒れますよね。
    この前に倒れる時に出す脚が
    やまめの自然に下に落ちる脚だと思います。

    なのでMAMUさんの理解で合っていると思います。

    自分の場合、下に落とそうとすると
    踏み込んでしまうので
    ほんの少しももを持ち上げて
    踏み込まないという意識を持とうとしています。
    ちなみに、自分は現在、フラペなので引き脚が使えません。

    返信

  5. カツヒコ

    私は骨盤を倒す事と、
    肩の力を抜く
    この2点のみ考えてます。

    で、漕ぎにくいと感じたらオシリの位置を調整する。
    足のことは考えてませんね。
    いや、足のことまで考えていられない。のが正しいかも? 笑

    チョットの事なんだろうけど、
    難しいですよね~

    返信

  6. jin

    >カツヒコさん

    考えるよりも先に体が動くよう
    身体に覚えさせる。

    これができるといいのですが。

    なかなかその域までいけませんね。

    返信

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